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  • FUKUOKA BEAT REVOLUTION

LUCKY MANの幸せなバースデイパーティ――延原達治「“DRIVE TO 60’S” -Tatsuji Nobuhara 60th B.D.special –」

更新日:1月27日



■12×5×2 兎たちの60祭 PART Ⅰ


Don't trust over thirty(30歳以上は信じるな)――という言葉がかつてロックの世界でも言われていた(元々は「Don't trust anyone over thirty」で60年代のヒッピームーブメントの中、ベトナム反戦運動をしていたジェリー・ルービンが提唱した言葉である)。ムーンライダーズは同題のアルバム『DON'T TRUST OVER THIRTY 』(1986年にリリース。同アルバムのB面1曲目に「DON'T TRUST ANYONE OVER 30」が収録されている)、GOING STEADYも同題の楽曲「DON'T TRUST OVER THIRTY」(1999年にリリースされたアルバム『BOYS&GIRLS』のオープニングナンバー)を発表している。かのジェスロ・タルは『ロックンロールにゃ老だけど死ぬにはチョイと若すぎる』(Too Old to Rock 'n' Roll: Too Young to Die!)を1976年にリリース。その時、リーダーのイアン・アンダーソンは28歳だった。しかし、あれから半世紀が過ぎ、ミック・ジャガーは80歳になっても相変わらず、元気にロックしている。そんなことを考えたら“還暦と”言われる60歳など、まだ、ひょっこだろう。


昨2023年から本2024年にかけて、還暦祝いのライブが相次いだ。おそらく、本人が10代、20代の頃には60歳になってもロックンロールをしているなど、信じられなかったのではないだろうか。


ちなみに昨年から今年にかけて、還暦になった、還暦になる著名人を上げておく。松重豊(1963年1月19日生まれ)、岩井俊二(1963年1月24日生まれ)、甲本ヒロト(1963年3月17日生まれ)、松本人志(1963年9月8日生まれ)、NOKKO(1963年11月4日生まれ)、リリー・フランキー(1963年11月4日生まれ)、ブラッド・ピット(1963年12月18日生まれ)、出川哲朗(1964年2月13日生まれ。誕生日に先駆け、この1月14日に「男・出川哲朗 還暦祭り in 横浜アリーナ」が行われた!)……などがいる。この「福岡BEAT革命」とも所縁あるTHE PRIVATES(ザ・プライベーツ)の延原達治が2023年10月26日、TH eROCKERSやシーナ&ロケッツの澄田健が同年11月26日に60歳になっている。ともに誕生日に仲間達が集まり、賑やかで和やかなバースディライブが行われた。報告が随分と遅くなってしまったが、改めてその模様をPART1とPARTⅡに分けてリポートしておく。



おそらく、延原達治ほど、全国を忙しく動き回っているミュージシャンはいないだろう。ザ・プライベーツを始め、同バンドのショーネンこと、手塚稔とのユニット「DELTA ECHO(デルタエコー)」、そしてソロ、さらに下山淳(G、Vo)、穴井仁吉(B、Vo)、茜(Dr、Vo)らと結成した「アカネ&トントンマクート」など、全国各所でライブを展開している。特にソロに関しては、花田裕之の“流れ”のように小さな町まで巡る。その旅人ぶりに驚くばかり。特に2023年のツアーは同年10月26日に向けて60歳へのカウントダウンとして、“DRIVE TO 60’S”とタイトルされ、全国行脚を繰り広げた。今年も全国を巡る旅は始まっている。


改めて、延原達治のプロフィールを掲載しておく。1963年10月26日生まれ。岡山県出身(小学生時に東京へ転居しているため、東京出身と表記されることもある)。1983年、延原、手塚を中心に東京でザ・プライベーツを結成している。1987年にシングル「君が好きだから」(同年8月)、アルバム『REAL TIME BLUES』(同年9月)で東芝EMIよりメジャーデビュー。当時の所属事務所は「アミューズ」だった。サードアルバム『SPEAK EASY』(1989年)を米国ルイジアナ州ニューオリーンズ近郊のボカルサシティで録音。ボカルサの名誉市民の称号を得ている。


1991年、所属事務所を移籍。ライブハウスツアーを行う。1994年、ロンドンレコーディングによる7枚目のアルバム『THRILL! SPEED! SEX!』発表。数本のライブを行った後、延原が単身ユーラシア大陸放浪後、再び英国に渡る。バンドの活動は暫く休止になる。1995年にメンバーがロンドンの延原と合流し、UKツアー(全18公演)を敢行。東芝EMIとの契約終了と所属事務所閉鎖に伴い、1995年から1997年にかけてオリジナル音源のリリースはなかったが、都内を中心にライブを行い、DJイベントなども開催した。


2004年7月4日、結成20周年記念ライブをSHIBUYA-AXで開催。2014年10月1日、結成30周年を記念した2枚組アルバム『Les beat hi-fi mono』(DISC1はオリジナル。DISC2は洋楽のカバーで仲井戸“CHABO” 麗市、甲本ヒロト・真島昌利<ザ・クロマニヨンズ>、チバユウスケ<The Birthday>などがゲストとして参加)をワーナーミュージック・ジャパン内のレーベルunBORDEからリリース。同年10月29日にはザ・プライベーツ結成30周年を祝したトリビュート・アルバム『PRIVATE LESSON~THE PRIVATES Tribute~』がリリースされている。THE NEATBEATS 、HARISS、 THE BOHEMIANS、武藤昭平 with ウエノコウジ、騒音寺、ウルフルケイスケ、OKAMOTO’S、ザ50回転ズなどが参加した。2015年1月17日、LIQUIDROOMで30周年記念ライブ「“Les beat hi-fi mono”tour final 30th ANNIVERSARY PREMIUM LIVE」を行っている。現在はインディーズながら精力的なツアーを行うとともに山口富士夫や鮎川誠、忌野清志郎など、先輩ミュージシャンとの共演などでも知られる。後輩ミュージシャンからも慕われている。



と、プロフィールが長くなった。しかし、この日、2023年10月26日(木)に荻窪「TOP BEAT CLUB」で開催された“生誕祭”は、これまでの彼の軌跡を物語るもの。それゆえ、長々と某ウィキを参考に書き記してきた。お許しいただきたい。



開演時間の午後7時を10分ほど、過ぎて、延原が一人でギターを抱え、ステージに登場する。まずは2014年にリリースされている結成30周年を記念した2枚組アルバム『Les beat hi-fi mono』に収録したオリジナル「どこかにときめき」を観客へ届ける。そして、続けて、サードアルバム『SPEAK EASY』(1989年)に収録された、お馴染み「気まぐれロミオ」を披露する。ソロとしてギターを抱え、全国を駆け巡る延原、その説得力は半端ない。歌とギターだけで伝わるものがあるのだ。


同曲を終えると、“するっと60代になってしまった。もう50代ではない”と感慨深め(!?)に語る。この日、彼は60歳、還暦になった。


スポーツメーカーのCMに起用された「MY JUSTICE」(1992年)、『SPEAK EASY』に収録された「TIME WATES FOR NO ONE」を畳みかける。そして延原が山口富士夫と1990年に共作し、“「SOVEREIGN CAFÉ」ではいつも最後にやる曲と”言う「君が君に」(『Les beat hi-fi mono』の<DISC1>に収録)で“ソロセット”を締める。



ソロセットに続き、ステージは延原に元アンジー、現WILD CHILLUN、仲野茂バンドの岡本雅彦、そして澄田健が加わる。「YOU MAY DREAM」、「ロックンロールミュージック」を歌い、奏でる。この3人組は“THE RABBITS”と命名(?)されている。岡本は延原、澄田同様、1963年生まれ。“兎年”である。延原は澄田のことを“広島・呉のジェフ・ベック。鮎川さんの後継者”と紹介している。




“兎年3人組”の後は、いま延原がザ・プライベーツとともに精力的に“バンド活動”しているアカネ&トントンマクートの登場である。ステージには延原(Vo、G)とともに下山淳(G、Vo)、穴井仁吉(B、Vo)、茜(Dr、Vo)が上がる。彼らが演奏しだしたのはルースターズの名曲「ロージー」のダブバージョン「ロージーDUB」である。ダブ効果で「ロージー」が官能的な響きを放つ。歌うのは延原である。続いて下山がニール・ヤングの「LIKE A HARRICANE」を豪快な歌と演奏で披露する。この流れは既にアカネ&トントンマクートでお馴染み、お手のものというところだろう。



穴井がモトサイコ(MOTO-PSYCHO R&R SERVICE)の「GOT FEEL SO GOOD」を渋く歌い、茜がデルフォニックスの「LA LA MEANS I LOVE YOU」を艶っぽく歌う。これまた、アカネ&トントンマクートを見ている方ならご存知の光景だろう。ただ、違うのは通常なら“やまなし、おちなし、意味なし”の“穴井劇場”が延々と繰りかえされるところだが、この日の主役は延原ということもあって、いくらか、控えめである(笑)。


彼らにP.A ラプソディーズの清水一平(G)と坂田かよ(Vo)が加わる。延原と坂田のヴォ―カルでストーンズの「GIMMIE SHELTER」とボブ・マーリィの「GET UP STAND UP」が披露される。2023年7月2日(日)に福岡 天神「SHOT BAR KID ROCK」でのアカネ&トントンマクートの福岡デビュー&ミッドナイトライブで既に共演し、同曲を演奏している。その歌と演奏に磨きがかかり、眩いばかりの輝きと華やかさを放つ。



同曲を終えると、博多にわかの仮面をつけたダンディー(!?)な二人組がステージに登場する。仮面を取ると、その二人は渡辺圭一と梶浦雅弘だった。彼らの出演はサプライズ。延原には知らせず、かつ、セットリストにも載っていなかった。そういえば、この4日前、10月22日(日)に下山が穴山淳吉(下山淳+穴井仁吉)+澄田健の福岡・六本松「シックスパインカフェ」で行ったライブ後、彼は渡辺が経営する親不孝通りにある「PUBLIC BAR Bassic.」へ行き、そこで渡辺と梶浦に会っている。下山のSNSにもスリーショットが掲載されていたが、この日のための打ち合わせだったのだろう。延原を喜ばすための仕込みはばっちりだったのだ。



トントンマクートに梶浦が加わり、サンハウスの「スーツケースブルース」、そして延原、下山、梶浦、渡辺の4人で同じくサンハウスの「ぬすっと」を披露する。同セットの締めは下山が歌う「私は待ち人」(ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「I'm Waiting for the Man」)になったが、博多由来のセットといっていいだろう。ちなみにこの4人のうち、福岡出身者、実は梶浦と渡辺のみである。




延原への“サプライズ”はバースデイプレゼントなのかもしれない。鮎川や柴山“菊”俊之など、福岡発のBEAT MUSIC(めんたいロックともいう)とも関わりの深い彼ならではの共演だろう。おそらく、博多にわかの仮面はつけないものの、もし、鮎川が存命なら、きっと華を添えてくれたはずだ。柴山も療養中でなければ顔を見せてくれただろう。福岡で生まれた歌と音を引き継ぐものがここにもいることを改めて再確認させるセットだった。


同セットが終えたのは既に午後9時を過ぎていた。ここまでは第一部らしいが、既に2時間近くが経っている。今日は、長丁場になりそうだ。



10分ほどの休憩後、第二部が始まる。延原と手塚稔(ショーネン)とのユニット「DELTA ECHO(デルタエコー)」が登場する。ザ・プライベーツの“別動隊”だが、二人で全国を精力的に回っている。同セットはザ・プライベーツの「バンブーロード」から始まる。同セットでは「WILD HORSES」(ローリングストーンズ)や「朝一番の列車で帰ろう」(鮎川誠が作詞・作曲したシーナ&ロケッツのナンバー「朝一番の列車のブルース」)など、延原のヴォーカルだけでなく、「YOU GOT IT」(ロイ・オービソン)や「いつだってそうさ」(フールズ)など、ショーネンのヴォ―カルもフィーチャーされる。アコースティックギターと歌だけで味わい深いルーツミュージックと極上のロックンロールの醍醐味を堪能させてくれる。




延原と手塚に高橋達哉(B)と田部年宏(Dr)が加わる。ザ・プライベーツの登場だ。メジャーデビューして36年、あと数年で40周年になる。彼らは浮沈の激しいロックシーンで“STEADY ROLLIN’ ”し続ける



このセットの1曲目としてストーンズの「2000光年の彼方」を披露。そして、「エンジェル」(2009年『El Pistolero』収録)、「誰もいない街」(2014年『Les beat hi-fi mono』収録)を畳みかけ、さらにストーンズの「MIDNIGHT RAMBLER」をプライベーツ流に料理したバージョンを聞かせる。さらにショーネンが歌うキャロルの「ヘイ! タクシー」がカバーされるなど、意外な曲を披露するなど、こんな捻くれ具合も延原らしい。。


同曲を終えると、延原は“60代って、すぐです。60に先になりましたけど、135歳まで生きて、135でくたばってそうですけど、死ぬまで元気に歳をとっていくのが夢です”と、語る。そして、“最後の曲は80年代、35年前、下山とレコーディングした曲です”と「LUCKY MAN」(セカンドアルバム『MONKEY PATROL』に収録)を紹介する。さらに演奏する前、延原は改めて“今日の俺は幸せでした。何とか、伝えることができないかと、時間を費やすことは無駄じゃない”と観客に語り掛け、自らを振り返る。そうして披露された「LUCKY MAN」は歌と演奏のテンションはピークを駆け上がり、会場は興奮の坩堝と化す。30年数年前に同曲をプロデュースした下山と同じステージに立ち、彼の前で披露することができる――なかなか、あることではない。ともに踏ん張り、命を繋ぎ、音を紡いできたからこそのこと。そんな彼らこそ、“LUCKY MAN”と言っていいだろう。その場に立ち合い、共有できたものも“LUCKY MAN”ではないだろうか。同曲を終えると、彼らはステージから消える。時間は既に午後10時25分を過ぎていた。




ステージに向けてアンコールを求める拍手と歓声が飛ぶ。彼らがステージに現れ、この日の会場の「TOP BEAT CLUB」のオーナーでNEAT BEATSのMr.パンがバースデイケーキを持って、ステージに登場。お約束だが、嬉しい誕生日のセレモニーが始まる。延原は少し照れながらも嬉しそうに蝋燭の火を消す。勿論、ロックの炎は消さない。


彼はニック・ロウでお馴染み「(What's So Funny 'Bout) Peace, Love, and Understanding」を歌い出す。ニック・ロウがブリンズリー・シュウォーツのシングルとして1974年にリリースしたものだが、“平和、愛、そして理解を語ることの何がおかしいんだ”――という歌詞は混沌とし、不穏の空気を孕む“いま”という時代にこそ相応しい。いま歌うべきナンバーだろう。


同曲に続き、プライベーツの「あの雲は何処へ」(1990年にリリースされたアルバム『IT'S FREEDOM』に収録)を披露する。同曲では“繰りかえされる歴史の中で 無力のままで 終わっていくのか”と自問自答している。また、青春への惜別と将来への不安と希望を暗喩する。延原は、同曲を作った33年後もこうして歌い続け、元気にロックしている。


同曲を終えると、この日の出演者全員で越路吹雪の歌唱で有名な「ラストダンスは私に」(オリジナルは“Save the Last Dance for Me”で、ドリフターズ<全員集合の“ドリフターズ”ではない>の1960年のヒットナンバー)が歌われる。萩原健一のカバーでもお馴染みの同曲を歌い繋ぐ。同曲を終えると終演を迎えるはずだったが、4曲目のアンコールナンバーが用意されていた。ボビー・トゥループが作り、ナット・キング・コールやビング・クロスビー、チャック・ベリー、ローリング・ストーンズ、ドクター・フィールグッド……などのカバーで有名なスタンダードナンバー「Route 66」である。同曲では観客として来ていた三宅伸司も歌に加わっていた。“66号をぶっとばせ!”と全員が声を張り上げる。延原は“135歳まで生きて66歳までロックンロールする”と叫んでいたが、66歳では短すぎるだろう。延原は前言撤回、二言も三言もありにしてもらいたい。出演者も観客もスタッフも誰もが嬉しそうな顔をしている。“LUCKY MAN”の“HAPPY BIRTHDAY”は、すべての人を幸せにする。この場にいるすべての人達が“幸運”を手に入れたと言っていいだろう。



アンコールを終えた時点で、午後10時45分を過ぎていた。3時間30分越えの華やか祝宴。こうもかくも賑やかなのは延原達治の人間力によるもの。こんなにも多くの人達に愛されるミュージシャンを知らない。天性の人たらし(勿論、いい意味で言っている)、そんな“愛され力”ゆえ、人が集まる。彼はロックの過去・現在・未来を繋ぐ。彼の軌跡にはロックンロールの歴史という足跡が刻まれる。まずは直近(!?)に迫る2027年のメジャーデビュー40周年の“祭り”の準備をしておこう。彼の旅はまだまだ、続いていく――。




2023.10.26 荻窪TOP BEAT CLUB SOVEREIGN CAFE AUTUMN TOUR “DRIVE TO 60’S” -Tatsuji Nobuhara 60th B.D.special –


《第一部》

01.どこかにときめき

02.気まぐれロミオ

03.MY JUSTICE

04.TIME WATES FOR NO ONE

05.君が君に

(1.2.3.4.5 延原)


06. YOU MAY DREAM

07.ロックンロールミュージック

(6.7.with 岡本雅彦・澄田健)


08.ロージーDUB(延原Vo)

09.LIKE A HARRICANE(下山Vo)

10.GOT FEEL SO GOOD(穴井Vo)

11.LA LA MEANS I LOVE YOU(アカネVo)

(8.9.10.11 with アカネ&トントンマクート)


12.GIMMIE SHELTER(延原、KAYO Vo)

13.GET UP STAND UP(延原、KAYO Vo)

(12.13 アカネ&トントンマクートwith PAラプソディース)


14.スーツケース(トントン+梶浦雅弘)

15.ぬすっと(延原、下山、梶浦+渡辺圭一)

16。待ち人(延原、下山、梶浦+渡辺)



《第二部》

17. BAMBOO ROAD

18.YOU GOT IT(ショーネン Vo)

19.WILD HORSES

20.いつだってそうさ(ショーネン Vo)

21. 朝一番の列車のブルース(朝一番の列車で帰ろう)

(DELTA ECHO)延原&手塚


22.2000光年の彼方

23.エンジェル

24.誰もいない街(コバルト)

25.MIDNIGHT RAMBLER

26.ヘイ!タクシー(ショーネンVo)

27.ラッキーマン

(THE PRIVATES)


EC1 peace,love&understanding

EC2 あの雲は何処へ


EC3 ラストダンスは私に

EC4 Route 66

(ALL STARS)



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